こんにちは!Nです!
近年、運動、特に筋トレとその他の器官との関係が徐々にではありますが、明らかになってきています
筋肉と脳、脂肪、骨、肌、など身体全体にクロストーク(相互作用)しているのです!
今回は健康になりたい方必見!
筋トレと健康の関係について紹介します!
「筋肉を鍛えること=脳を鍛えること」といっても過言ではありません
筋トレは、知的活動のパフォーマンスを向上させたり、認知症を予防する効果が期待できるのです!
国際的な科学雑誌「nature」に掲載された研究報告によると、筋トレをすると「イリシン」という物質が分泌されます
それが脳の神経細胞の増殖を活性化させるのです
他にも「筋トレ後、脳の海馬の部位で神経細胞の増殖が起こっている画像が撮影された」「よく運動するマウスは迷路学習の成績がいい」など興味深い研究報告があります
運動が脳の若さのカギを握っていることが示されました
「海馬」は記憶に深く関わる脳の器官で、アルツハイマー病の初期に病気が現れることでも知られています
これらのデータは、筋トレが認知症の予防につながる可能性も示しています
筋トレに限らず、一定の動きを継続するリズミカルな運動は海馬を活性化させ、記憶力を高めるといわれます
また、多幸感や満足感をもたらすホルモンとして知られるセロトニンも出やすくなるため、習慣的にトレーニングしていると記憶力は高まり、思考もポジティブになるなど、「いい気分」を持続しやすくなるでしょう
脳にとって、筋トレはいいことしかありません!
筋トレをすると成長ホルモンが活性化することが分かっています
成長ホルモンは脳下垂体から分泌され、文字通り様々な細胞の成長に関わっています
子供の身長を伸ばしたり、骨格を大きくする作用はよく知られていますが、大人にとっても必要不可欠なホルモンで、成長期を過ぎてからも体内の様々な代謝に関わっています
特に注目すべきは、「骨の強化」「脂肪の分解」「皮膚やハリや潤いを与える」など、美容やアンチエイジングにも効果的なことです!
アメリカのスタンフォードらの実験(2018年)によって、筋肉と脂肪が影響を及ぼして合っていると明らかになりました
運動をすると、脂肪にエネルギーをため込む白色脂肪細胞のタイプを変え、エネルギーを放出する褐色脂肪細胞に近づき、いわゆるオレンジ脂肪細胞になることが分かっています
オレンジ脂肪細胞は、運動をしなくても熱を放出することによってエネルギーを消費してくれるのです!!
筋トレ自体が骨を強くします
骨は長軸方向に力を加えると成長スイッチが入ります
骨の中にある、刺激を歪みとして感知するセンサーがあり、ある値を超えると骨量、骨密度の増加が引き起こされることが分かったのです
これをメカノスタット理論といいます
免疫機能については、まだコンセンサスは得られていませんが、筋トレに有酸素運動のいずれも長期的にみると免疫機能が向上すると言われています
特に有酸素運動の方が効果が高いという見方が強いです
ただし、激しい運動をし過ぎると、その数時間だけ免疫機能が落ちると言われていますので、注意が必要です
今回は健康という視点から
・認知症予防
・成長ホルモンの分泌(「骨の強化」「脂肪の分解」「皮膚やハリや潤いを与える」)
というメリットが筋トレによって得られることを学習しました!
それでは読んでくれたみなさん、ありがとうございました!!