こんにちは!Nです!
前回のブログでは筋トレとストレッチの関係について科学的な視点から紹介しました
「スタティック(静的)・ストレッチ」を行うと、トレーニングによる筋肥大の効果が減少してしまうことが明らかになったのです
今回はストレッチと筋肥大の関係、そして筋トレとストレッチを併用させた人はどうすればいいのか、について紹介します!
筋肥大したい人、ストレッチと筋トレを両方したい人に読んで欲しいです!
よろしくお願いします!
では、「筋肥大の効果」について見ていきましょう
ブラジル・カンピナス州立大学のジュニアらは、被験者をトレーニングの前にストレッチを行うグループと、トレーニングのみを行うグループに分けました
週2回のトレーニングを10週間継続し、トレーニング時の運動回数と総負荷量、10週間後の外側広筋(大腿の外側面の筋肉)の金断面積が計測しました
トレーニングはレッグエクステンションを1RMの80%で疲労困憊になるまで繰り返し、これを4セット行いました
ストレッチは大腿四頭筋を対象に60秒間行われました
その結果、ストレッチを行ったグループは、運動回数、総負荷量ともに有意な減少を示したのです
また、外側広筋の筋肥大を示す金断面積は、トレーニングのみのグループは12.7%増加したのに対して、ストレッチを行ったグループは7.2%の増加にとどまったのです
これらの結果から、トレーニング前のストレッチが総負荷量を減少させ、長期的な筋肥大の効果をも低下させることが示唆されたのです
しかし、そう言われてもストレッチが習慣化されている方々は、何もせずにトレーニングを始めることに対して「何か気持ち悪い」と感じてしまうかもしれません
どうしてもストレッチをしたい場合は、一つの筋肉に対するストレッチの時間を「30秒以内」にしてください
30秒以内のストレッチであれば、運動のパフォーマンスに影響しないことがシステマティックレビューで報告されています
また、30秒以内のストレッチでも怪我の予防に有効であることも報告されており、パフォーマンスを落とさずに怪我の予防ができる可能性があります
まとめです
トレーニング前のストレッチが総負荷量を減少させ、長期的な筋肥大の効果をも低下させることが示唆されました
どうしてもストレッチをしたい場合は30秒以内のストレッチにおいては、怪我の予防に有効であることも報告されており、パフォーマンスを落とさずに怪我の予防ができる可能性があります
前回と今回で筋肉とストレッチの関係について紹介しました
ストレッチは筋トレと相性悪いんですね、、、
30秒以内のストレッチで筋トレに臨みましょう!
それでは読んでくれたみなさん、ありがとうございました!